深見のベッドで目を覚ますリサ。深見が作った朝食に感動する。「いつかリサの手料理も食べてみたいな」と言う深見。リサは朝食を食べながら、深見が電話で「ああ……驚くだろうな、俺の正体を知ったら」と言っていたことを思い出し、考え込んでいた。「リサは、いつもどんなところで買い物してるの？」と、尋ねる深見。リサがいつも遊んでいるところへ連れて行ってほしいという。初めてのデートを楽しむリサ。しかし、こんなに素敵な人が、自分を騙そうとしているのかもしれないという考えがちらつく。「深見さんって、何のお仕事をされてるんですか？」と、尋ねるリサ。深見は、「当ててみて」と返す。「もっと俺で頭の中いっぱいにして」と。デートの帰りに、深見はリサの左手の薬指に指輪をはめた。リサに、悪い虫がつかないように。講義が始まる前、教室にいた吉木らは、リサが指輪をしていることに気づく。リサのもとに向かい、彼氏について質問攻めにする吉木。「かっこよくて、大人で、優しい人」と答えるリサに対し、「そうなんだ」と言う深見。深見は、特別講師として現れたのだった。深見ホールディングスの代表取締役と紹介される。あの電話は、このことだったのだ。講義が終わり、校舎内で深見を探すリサ。深見に腕を引っ張られ、人気のない場所で抱きしめられる。深見を疑っていたことを謝るリサに、「いけない子だね」とキスをする深見。そのキスを見ている吉木に気づいた深見は、ニヤリと笑うのだった。別の日、講義が始まる前にレシピサイトを眺めるリサ。吉木はそれに気づき、リサに料理を教えるという。リサを「りいちゃん」と呼んだり、フライパンごしに手を握ったり、吉木のペースにのまれるリサ。吉木は、以前からずっとリサが気になっていたのだった。電話をかけるも繋がらず、心配した深見は迎えにくる。吉木に、深見が彼氏だと伝えるリサ。吉木は、「俺、りいちゃんのことまだ諦めないですから」と言い残して去っていく。曖昧にできないと感じたリサは、次の日に「ごめんなさい。私が好きなのは深見さんだけだから」と吉木に伝えた。すると吉木は、リサの首にキスマークがあることに気づく。そして、リサにキスをしようと顔を近づけていく吉木だった。