戸塚オサムは、娘のるみが自分に嘘をついて、お金を借り旅行に行ったことに怒っていた。謝れと怒鳴る戸塚の横で、なだめる鳥飼さん、その横で、ズルズル音をたててカップラーメンをすする荒巻。その音うるさいよと荒巻に注意しながら、戸塚のことも気にしつつ、なんだかせわしない鳥飼さん。また次の場面では、足立とるみが会話をしている。足立がるみちゃん、父親に謝ったか聞いていて、大人としてしっかりふんどし締めなおそう、人に謝ることは怖いけど、ナニクソ根性、クソ度胸だとるみに説教するのだが、るみは、ふんどしだのクソだのと女の子に言う言葉なのかと憤慨している。ちょっとした言葉にも気をつけなくてはと気づかされる。ついには、荒巻が最高のアイデアだと持ち出してきたのは、父親が迫真の演技で重病人を演じ、娘がお父さんごめんなさいと謝るという計画。荒巻の知り合いの熱のこもった演技指導に、迫真の演技を見せる戸塚オサムなのだった。その様子を実は、冷めた目でコッソリ見ている娘るみがいた。