休暇中、寛は懐かしい感覚に溢れる喫茶店に入った。
そこの清楚な店員・昭和カオル子に妄想が膨らみ、5000円のコーヒーを注文する。
上司から急な仕事を任された寛がそれに取り掛かろうとしたとき、平成ギャル風の渋谷ナウ子が目に入る。
そして運ばれてきたコーヒーの香りを楽しんでいると、他の客とぶつかり倒れこんできたカオル子により、飲む前にコーヒーをこぼしてしまう。
申し訳なさそうなカオル子に半額でと言われ、寛は2杯目の同じコーヒーを頼む。
ナウ子がルータを持っているのを見て、それを借りようとすると、ナウ子は以外にも快く承諾。
実はナウ子は小説家だと分かる。
ナウ子の妄想もしていた寛は驚くのだった。
無事仕事を終えた寛が運ばれてきたコーヒーを飲もうとすると、ナウ子に全部飲まれてしまう。
そんな寛に壇ノ浦からメッセージが届く。
それには、店での寛の行動を見ていたような内容が。
どうやら、壇ノ浦はその店に来ていたらしい。
寛は、壇ノ浦の勘定まで払わされることになる。
結局、3杯目のコーヒーを注文する寛であった。