経理部で働く森若沙名子は、営業部の山田太陽の熱心なアプローチに負け、食事に行くことになった。ろばたに行くと、森若の後輩の佐々木真夕と営業部の中島希梨香たちも入ってきた。森若は希梨香の愚痴を聞かされ、自身の仕事をサポートしている馬垣のことだった。都合が悪くなると会社を休みがちになるのだ。研究開発室で山崎と鏡美月が新商品の成分について話していた。山崎はもともと研究に興味があったのだ。馬垣は以前、取引先への納期が間に合わず、母親の交通事故を偽って仕事を休み、その後に事故は嘘とばれて地方に転勤になったことがあった。真夕から請求書とシステムの合計額が合わないと連絡が入る。馬垣の請求書が怪しいという話になり、経理部員が調べ始めると、製造部の請求書もなくなっていることが判明した。その日、馬垣は父親が交通事故にあったことを理由に会社を早退していた。希梨香は顧客から連絡を受け、馬垣の不正が明らかになった。馬垣を呼び不正を追及する。なくなったはずの製造部の請求書をも見つかり、不正の証拠はそろった。沙名子の追求を受け、山崎は馬垣の不正に気づいていたことを話す。以前から、山崎は研究職へ異動したいと願いを出していたが再三断られ、部長は見て見ぬふりをしていた。だから、山崎も見て見ぬふりをしていたというのだ。沙名子にその考えを指摘されて、山崎は部長に退職願を出し、研究職への異動が受け入れられなければ他社に行くと言い放った。馬垣は１週間の出勤停止となり問題は解決した。