第９話/最終回・ドラマ「モトカレマニア」を見逃し動画無料フル視聴しよう【ユリカ（新木優子）とマコチ（高良健吾）が選ぶそれぞれの未来とは？】

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最終回なのにテコ入れしてみる

結構個人的には面白かったモトカレマニアでしたが、視聴率的には結構苦戦したようです。
ゴールデンドラマにしては9話で終了というのも残念です。
しかし、面白い内容だったのになぜ、数字が伸び悩んだのか自分なりに考察してみました。

キャスティングを間違えた。

ダブル主演の新木優子さんと高良健吾さんは、誰もが認める美男美女です。
しかし、恋のライバル的な人が浜野謙太さんだったり、親友がガンバレルーヤよしこだったりと回りの人がコメディよりの人でした。
それが狙いがったのかも知れませんが、若い視聴者しかも女性がターゲットのドラマは、だいたいヒロインの回りにイケメンがゾロっと揃っています。
たとえば「同期のサクラ」では、恋のライバルで新田真剣佑さんと竜星涼さんが揃っていますし、「四分間のマリーゴールド」では、兄弟ですが菜々緒さんの回りに福士蒼汰さん、横浜流星さん、桐野健太さん、救命士の面々もみんなイケメンが揃っていました。
女性がターゲットのドラマには、あまりドラマに関わるわけじゃないけど、とにかく観ているだけで癒やさせるイケメンの要素が不可欠なのかも……
最後に主題歌を担当した超新星がちょこっと出演。
いまさらですが、そういうことなんですよ。遅かった！

恋のライバルが弱かった

マコチはなぜか年上の女性に好かれるタイプなんでしょうか？
サクラや桃香などが、誘ってくるのにホイホイのってしまいます。
しかし、年齢差がありすぎるし、年下の若い男になつかれるのは悪い気分じゃないでしょうし、ユリカの恋のライバルになるにはちょっと違いすぎた気が……

ここは嘘でも、ユリカ以上にマコチが構わずにはいられない、同年代で違うタイプの女優さんをぶつければもっとハラハラしたかも……

あるいはサクラ・桃香ふたりとも結局はあまりマコチには恋心を抱いていませんでした。
寂しさをうずめてくれる便利なアイテムだったのかも……
ラブコメを逸脱するかもしれませんが、もっとサクラ・桃香がマコチに本気だったら、恋のバトルが盛り上がったかもしれません。

幸せのハードルが低くすぎた

これも重複するかもしれませんが、実はマコチが本当に好きなのはユリカだけ。
ユリカが本当に好きなのも実はマコチだけ。
恋のライバル登場と思ったら割とあっさりと主役に恋を譲っています。
登場人物がみんな割とあっさり引く人ばかりだったので、恋の邪魔が入ってこの恋どうなるの？　と思えず。
仕事面でも結構みんな周りに恵まれてあっさり順調でした。
居心地がいい世界なのはそうなんですが、妨害葛藤がドラマの鍵なのにそのスパイスが少なくてあっさり味になってしまったかもしれません。
この先、ユリカとマコチの恋を邪魔するのは、他ならぬ本人たちだけ。
となると、恋がこのまま成就しても普通すぎるし、別れるのもなにか共感できません。
なんでこんなにお似合いなのにわざわざ別れる必要ある？
と思ってしまいます。

ユリカにアドバイス山下の言葉。向き合えないと悩んでいるのは、
向き合おうとしているということですよ
やはりこの男ただ者ではない！
ユリカも山下と付き合えばよかった？

さくらが和真との関係に悩み
「恋愛めんどくさい」
というさくらの気持ちがよく分かります。
恋愛をすることが面倒くさいんじゃなくて、いろんな気持ちが渦巻いて悩んで、自分の気持ちが面倒くさいんですよね。

ももかと契約が成立して、夕日を見ながら言うセリフ　
「人生うまくいかなくても命までは取られない」
今年ベストセラーになった「死ぬこと以外はかすり傷」の言葉に似てますけど、いろいろ苦労した矢田亜希子さんが言うと説得力あります。

ひろ美のだんなはじめて登場。しかしこの夫婦見てたらどうやって付き合っていけばいいのかすごいお手本じゃないの。
どうして最初から見本にしないかな。
それ言っちゃおしまいですが。

さくらは長年の和真との恋を終わらせるために、全巻寄贈。これは一種テロですね。
そして白井との交際が本格スタートです。

マコチの言葉に刺激されて、むぎの元へ戻った山下。
安定を求めるより、なにをしたら幸せか、誰といたら幸せかそれを中心に人生を組み立てていかないと、人生おかしくなる。
やっと幸せとはなにかを掴んだ山下とむぎでした。

そして
「好きなものは好きでいい。
好きなものを全力で追いかけること何も悪くない」
という山下のメッセージでマコチの元へ向かうユリカ。

やっとやっとその答えにたどり着きました。全員ハッピーエンドでほっとしました。
趣里さん演じる千鶴だけが、山下に謎の問いかけをしてそのままフェードアウト。
千鶴はその後どうなったのか謎のままです。
終わりよければ全てよし！
みんなの笑顔ができてよかったです。

その後、ひろ美サロンの客になったのはガンバレルーヤまひるでした。
まひるの役はユリカの入る前の女子社員で社長の安藤のセクハラで訴訟を起こしました。
回想で登場したときは黒髪でしたが、今度はいつものまひるでした。
訴訟が解決したので、明るい髪にしたと言っていました。
ひろ美はこの客がユリカの会社の社長といわくがあるとは思いもしないでしょう。
ずーっと見ていた人だけが分かるオチですね。