名もなき毒（ドラマ）第１話から最終回まで全話を見逃し動画無料フル視聴

人気ミステリー作家・宮部みゆきによる『誰か Somebody』『名もなき毒』を原作に２部構成で心の底にある”毒”の連鎖を描いていくヒューマンミステリー。主演は小泉孝太郎。ヒロインは深田恭子、真矢みきが前半後半に分かれて演じています。

この記事では、ドラマ「名もなき毒」を【第１話から全話（最終回）まで】
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配信状況最終更新日 2020.4.8

ドラマ「名もなき毒」ここが見どころ！

★人気のミステリー作家である宮部みゆきさんの作品を原作とするドラマ「名もなき毒」。主演の杉村三郎役は小泉孝太郎さん、いい人感がにじみ出ていい味を出しています。登場人物それぞれを丁寧に描いているのが普通のミステリーとは違うところ、どんな過去を抱えているかが分かるからこそ視聴者達もすんなりと入り込むことが出来るのです。2007年に吉川英治賞を受賞した名作を上手くドラマ化しています。子役もおびえる原田いずみ役の江口のりこさんの鬼気迫る演技も見どころです。
杉村三郎シリーズは「ペテロの葬列」も映像化されています。それぞれが独立した作品として楽しめるのはもちろん、合わせてみるとより楽しめるはずです。

ドラマ「名もなき毒」の詳細

あらすじ

宮部みゆきが人間の心の陥穽を圧倒的な筆致で描いた杉村三郎シリーズを､小泉孝太郎主演でドラマ化。
ごく普通の人間が心の奥に信じられないほどの毒を飼うことがある。その毒に犯された者が、あるときは無意識のままにそれを伝染させ、またあるときは意図的に広めることもある。「日常に潜む毒」や「毒の連鎖」が生んだ事件を、主人公・杉村三郎が明らかにしていき、その中で様々な人間ドラマが描かれていく本格派ミステリー。

各話タイトル

• 第1話　28年の闇−姉妹の秘密と父の死の謎
• 第2話　蘇る28年前の記憶−誘拐犯の正体
• 第3話　姉の毒、妹の毒−姿を現した誘拐犯と第二の犠牲者
• 第4話　父と母が犯罪者…犯人からの謎の脅迫電話
• 第5話　第一部 最終話 毒にまみれた衝撃の結末 新たな連続毒殺事件が始まる−
• 第6話　謎の無差別連続毒殺事件と恐怖のストーカー
• 第7話　遺産を巡る二人の女‥犯人は娘か愛人か？迫りくるストーカー
• 第8話　毒をもられた…第5の事件発生！衝撃の被害者は？絞られた3人の容疑者
• 第9話　父の告白、ストーカー女の衝撃の過去！明かされる愛人の正体と悲劇の結末
• 第10話　最終章〜真犯人が衝撃の告白！ストーカーの毒牙が杉村家に襲いかかる！
• 第11話　ストーカーから家族を守れ！杉村の逆襲が今、始まる！

キャスト

• 小泉孝太郎
• 深田恭子
• 真矢みき
• 国仲涼子
• 岡本玲
• 平幹二朗
• ムロツヨシ
• 室井滋
• 江口のりこ
• 杉咲花
• 平田満

ほか

ドラマ「名もなき毒」視聴者からの感想（ネタバレあり）

主役の小泉孝太郎さんはぴったりだったと思います。真面目な好青年の雰囲気がよく出ていました。周りのキャストも大きく外れていなかったと思います。話がゆっくり進むので日常のなんてことない出来事や登場人物の会話に事件につながる何かがありそうで、かなり集中して観てしまいました。展開が急すぎないので、小説を読んでいるような気分になりました。犯人探しに集中して没頭しすぎることなく、日々過ごしていく中でじわりじわりと犯人に迫っていくところが良かったと思います。ミステリーやサスペンス好きがはまってしまう感じがありました。続編が制作されることを期待したいです。

小泉孝太郎さんの淡々とした語り口がドラマに合っていて、様々な事件が絡み合っているのに飽きることなくすんなりと最後まで楽しめました。最初の物語では深田恭子さんと南沢奈央さんの美人姉妹のドロドロしたメロドラマに引きこまれ、主人公・杉村三郎の純粋さに好感を持って見ていました。特に中盤から登場した江口のり子さん演じる原田いずみが強烈すぎて今でもこの役のイメージが残っています。思い込みの激しいいずみが兄の結婚式で暴露した事実が嘘だったのか真実だったのか。結局判断はつきませんでしたが、逆恨みの末自宅へ乗り込まれた三郎がただただ不憫でなりませんでした。

もともと宮部みゆきさんの小説が好きなのと小泉孝太郎さん主演、好きな女優さんの国仲涼子さんが出ていたので観ました。宮部みゆきさんは人間の汚い部分を生々しく描かれているため、現実味が余計に増すので自分もいつこういうことが起きるかも知れないと感じました。名もなき毒はペテロの葬列シリーズ作ですが、こっちの方が印象が強かったです。江口のりこさんが本当に怖くて狂気じみているけれど、それが中毒になる怖さです。杉咲花ちゃんも演技が上手くてびっくりしました。妻役の国仲涼子さんが可愛いです。基本的にはサスペンス系ですが、笑えるシーンも沢山あります。

主人公の杉村三郎のお人好しで優しいイメージに、小泉孝太郎の演技がピッタリと合っていたドラマでした。今でも最終回は忘れられません。連続毒殺事件の犯人が明らかになり、はっきりとした憎しみや悪意ではない、それこそ名前を付けることのできない毒としか言い表せない真相に、モヤモヤとした気持ちになりました。そして、何よりの衝撃だったのは、ストーカーの原田いずみが娘に危害を加えようとした時の三郎の行動です。暴力を振るうイメージがまったくない三郎が、ひたすら原田の頭を壁に打ち付けたのです。止められるまで、何度も何度も。善人のお手本のような三郎ですら心の奥底には殺意ともいえる名もなき毒を抱えている。誰もが、そして社会全体が抱えている毒について考えさせられました。

宮部みゆきの原作をわりと忠実に再現していて、とても面白い作品です。登場人物の役柄と俳優が良く合っていて、ドラマの世界に浸ることができます。特に主演の小泉孝太郎さんは主人公杉村三郎がすごくハマっているなと思います。ただ、主役以上に一番印象に残っているのは、江口のりこさん演じる「原田いずみ」です。だんだんと狂気を露わにしていく彼女が不気味で、強烈に印象に残っています。

宮部みゆきさん原作の『名もなき毒』と『誰か』が一緒になったドラマです。主人公の杉村はバスジャック事件に始まり、ひき逃げや毒殺などの色々な事件に関わっていきます。誰もが持っている『毒』この『毒』は自分も苦しめます。
そんな人の苦しみをお人好しな杉村が、理解しようとするが果たして・・。

小泉孝太郎が人のいい会長の娘婿（お婿さんではないけれど）を演じる。ぴったりだなーと思いました。でも、なにより主役は江口のりこさん。深キョンや杉咲花ちゃんも出ているのに、ぶっ飛んでしまうくらいの怪演でした。

さらに見どころをみる

ドラマの前半は深田恭子が、後半は真矢みき、杉咲花がヒロインを務めていて、華やかなキャストですけど、なんといっても圧巻は、江口のりこです。
実際にこんな恐ろしい人はいないだろうなとは思いますが、嘘ばっかりの言動を、室井滋演じる編集長が『本当かもよ』と言ったときはちょっとびっくりしました。というか、決めつけてしまっている自分に浅いな〜とおもいました。

宮部みゆきの杉村三郎シリーズ原作とのことで、始まる前から期待しておりました。小泉孝太郎さんがこのドラマをみる以前よりかなり好印象になりました。また原田いずみ役の江口のりこさんは犯人より何より怖くて、印象深かったです。もっと大ヒットしても良いんじゃないかってくらい名作だと僕は思います。

このドラマはめちゃくちゃ面白かったです！ミステリー好きも宮部ファンも楽しめると思います！主演の小泉孝太郎が主張しすぎず違和感を感じさせないところはさすがだなと思いました。後半にかけて尻上がりしていく流れがとてもよく、無理やり詰め込んだ感も全くなかったです。みどころは、後半以降に登場する原田いずみ役の江口のりこさんです。彼女なしではこのドラマは語れないでしょう。

名もなき毒はミステリーの中でも大好きで、このドラマを見て原作も読みました。「誰かSomebody」「名もなき毒」どちらも面白かったです。杉咲花ちゃんの演技がとても自然で良かったです。江口のりこさんの原田いずみはめちゃくちゃ怖くて、ちょっと深夜には見れないなと思うくらいでした。今は亡き大杉漣さんが出演されているのもみどころです。

宮部みゆき作品紹介

• ペテロの葬列