ニッポンノワール-刑事Yの反乱-を徹底考察【犯人・黒幕は誰?3年A組との関係性は?】

ニッポンノワール

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
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【各話・徹底考察】ニッポンノワール-刑事Yの反乱-

▼ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の考察ライター

ま、いっかけんさん

ドラマ考察ライター「ま、いっかけん」さん

ほぼ全てのドラマを視聴!毎クール8ドラマ以上は必ず見るドラマ通。最新ドラマから過去の名作まであらゆるドラマをチェックしています。

プロフィール

第1話 笑えねぇ日々の始まり

2019.10.13 Sunday 22:30-23:25
#1 笑えねぇ日々の始まり

第1話・考察
近日更新予定です

第2話 2つの事件

2019.10.20 Sunday 22:30-23:25
#2 2つの事件

去年の同じシーズンの日曜10:30も賀来賢人さん主演の「今日から俺は!!」はすっとぼけたギャグが冴える福田雄一監督と息もピッタリで、視聴者のこころをガッチリ掴んだ賀来さんでした。
ちなみにWOWOWで放送された「アフロ田中」では福田雄一監督で、今回でも共演する夏帆さんと恋人役でした。
しかし、1年ぶりの再登場では、高校生から刑事へーー「今日から俺は!!」とは180度違うキャラクターでした。
コミカルな演技は後輩役の工藤阿須加さんにまかせて、完全なハードな役柄になりきっています。
後輩工藤さんも「家売る女」シリーズや「なつぞら」では誠実を絵に描いた好青年役だったので同一人物が演じているかと思う位の変貌ぶりで、ハイテンションでどこかネジの切れた役を見事にこなしています。

 

第2話の考察ではたびたび言われる2019年冬シーズンに放送された「3年A組 今日からみなさんは人質です」とのリンクを最初に検証していきます。

 

 

【第1話のおさらい】 

  • 冒頭特撮ヒーローガルムフェニックスの背中がチラリ
  • 半グレ集団ベルムズの元リーダー貴志正臣が更生して工員に。
  • 瀬ケ山署生活安全課の宮城遼一刑事が警視庁の捜査一課に配属!

「魁皇高校の立てこもり事件」で活躍したのが栄転の理由です。
・警視庁の捜査一課理事長本城諭登場。

 

 

【第2話】では・・・

清春の隠し部屋がベルムズのアジトと同じ構造になっている。
ガルムフェニックスのゴム人形の中に薫の残したUSBが入っている。
10億円強奪事件のように、以前ベルムズが3年A組の景山澪奈の炎上させたようなフェイク映像を利用していて、カラオケボックスで元3A生徒の石倉光多がバイトしていた。

ドラマの展開的にも、

  • 主人公が最初極悪最悪の人間として描かれる。
  • 亡くなった仲間の死の真相の謎をめぐって、毎回謎を解いていく。

ところが似ている気がします。

やはり、姉妹編と言ってもいい感じなのかな。

 

 

【2話の感想と考察と今後の展開】

今回、清春が絶体絶命の時にかけつけた、碓氷班の登場のしかたがアクション全盛の昭和の刑事ドラマを彷彿とさせました。
本城さんはずっとこれからも登場すると思っていたのに、清春に射殺され途中退場とは想定外でショックでした。
清春も自分を罠にはめようとした本城の死に憤っていました。
言動は荒っぽいですが、本心は誠実な人間だということが分かりました。
しかし、清春と克喜はいつもラーメンばかりのような……
下の喫茶店で何か作ってもらえばいいのにと食事のことが心配になります。
克喜は母を殺され、人質にされ、目の前で自分を人質にした人が清春に射殺され、並の子供のメンタルだったらとっくに病んでそうですが、根っからのハードボイルな子供ですね。

そして、彼と娘の犯罪を隠蔽するために死んだはずなのに、本城が全部積みを被ってしまうとは……そして、それを全て影でコントロールしていた才門が恐ろしいやつです。
ラストで才門が電話している奴が才門とつながっている黒幕でしょうか?
そして、才門を要と下の名前で呼ぶ明海との関係は?
そして、深海父娘とも深いつながりがあるようです。
今後は才門の疑惑を暴くことを中心に展開していきそうです。

でも、まだまだ始まったばかりなので、才門の疑惑はどんでん返しのどんでん返しで実はいい人だった……という展開になるのかなと予測しています。

 

 

【第2話 考察まとめ・・・】

3Aの時もそうでしたが、ドラマの中で一番善人そうな人が終盤になって実は一番極悪だったという展開になりがちなので、個人的には『笹野高史』さんが一番怪しいと思っています。
なぜならいい人そうすぎるからです!まだ全然そんな痕跡ないですけどね。

次回の展開が楽しみです。

第3話 容疑者才門

2019.10.27 Sunday 22:30-23:25
#3 容疑者才門

今回の第3話も「3年A組 今日からみなさんは人質です」とのリンクから検証と考察をしていきます。

 

克喜がガルムフェニックスを好きになったのは才門刑事の影響でした・・・

10億円事件強奪事件のメンバーの中に風間岳人という人間が半グレ集団ベルムズというメンバーがいるという報道でしたが、前回清春に撃たれて亡くなった本城の娘・芹奈の情報で風間という人間はいなかったということが判明。

本城の部下だった宮城刑事が清春と一緒に調査。
風間がいたという施設を訪れると、職員が警察に風間という人間がいたと嘘をつけと言われたと言われる。

風間は咲良のカウンセリングしていた少年宝生が、整形手術の姿でした。、

魁皇高校でのカリスマ教師武智を陥れるために作った3年A組の担任柊一颯が作ったフェイク映像でした。
そのフェイク映像を作ったのが宝来撮影所。
一颯が本気でスーツアクターを目指していた場所です。

宝来撮影所の社長になったガルムフェニックスのスーツアクターだったファイター田中が登場しました。「魁皇高校立てこもり事件」の半年後の物語なので、先代の社長相楽は一颯の立てこもり事件に協力して刑務所に入っているようです。
そして、南武と田中は同級生だと言うことが発覚しました。

そして、10億円強奪団が仲間割れして撃ち合って死んだ映像も宝来撮影所で作らせたものでした。

そして、ラストは克喜を喜ばせるために、南武課長がガルムフェニックスを呼びました。

 

 

第3話の感想としては・・・

碓氷薫の死が、咲良の姉・星良と親友だということが分かりました。
星良を殺したのが宝生に殺されたと分かりました。
星良は極秘の警察のプロジェクトに参加していて、そのプロジェクトに使われていたお金が10億円事件で強奪されたものだったのです。
薫は親友の死の秘密を暴こうとして殺されてしまったようです。
そして、才門も恋人星良と薫の死の真相を暴くために、わざと本城の罪をかぶせるのを協力して、公安部に近づいたようですね。
咲良も姉の死の真相を知るために、フリーライターになったようです。
前回のラストでは完全に才門怪しい感じだったのですが、今度は南武が才門に疑いをむけるようにして、罪をなすりつけているような気がします。
そして、ラスト、才門の口から、克喜の父親が南武だという情報が……
果たして本当なんでしょうか?
今回の才門と同じように、疑わしいけど実は真相を調べるために、敵と協力していて……という展開を期待したいです。
ガルムフェニックスのスーツアクターが悪いことに加担したとは考えたくないです。

 

才門と高砂の関係は? みんな必死に捜査してた時にベッドに証拠があるかもって才門が言うと、高砂は同意してました。2人は恋人?それとも・・・?
才門は清春と対決した時に血を吐いていました。
才門は重い病気なんでしょうか?
才門は正義で、真実を暴こうとしていると考えたいです。

 

母の死、そして、清春が本城を射殺する場面。
ショックな出来事を平然として見ている克喜でしたが、トラウマを抱えないワケないですよね。
学校でも問題行動を起こし、清春に死の危険が迫っていると考えると、「喫茶店bonnaro」
でも皿を割ったりして大暴れでした。
これから、清春との関わりで心が癒やされればいいんですが……

 

 

【第3話まとめ】今後の展開の予想・・・

次回は、今度は南武に対して疑惑をぶつけて行くようです。
今の所の最終的な予想は、咲良の父喜一が実は、実の娘星良を殺してしまったのではないかと思います。

  1. 星良は実は悪いサイコなやつで、人を何人も殺していてそれを封じるために手をかけた。
  2. 喜一は刑事時代に実は悪いことをしていて、それを知ってしまった星良を謝って殺してしまった。

のどちらかではないかと勝手に妄想しています。
全然違ってたらごメンなさい。むしろ、全然違っていることを願います。来週も楽しみです。

第4話 捜査一課長の嘘

2019.11.03 Sunday 22:30-23:25
#4 捜査一課長の嘘

今回も「3年A組 今からみなさんは人質です」とのリンクをしていきます。

東京タワーで才門が「レッツシンク」3年A組の担任柊一颯先生の口癖でした。
元々はヒーローガルムフェニックスが劇中に使う決まり文句だったようです。

南武と克喜が待ち合わせたにじいろ遊園地の前では3年A組魚住華と須永賢が初デートに来たのにまさかの休園日。
しかし、パワフルな魚住なら押して押してアタックしまくるでしょう。

日曜日の夜に大忙しのサザンオールスターズ。
ニッポン・ノアールの主題歌はサザンオールスターズが歌っていますが、同じ日曜の夜9時から放送されている「少年・寅次郎」ではサザンのキーボード担当の原由子さんがナレーションを担当しています。

 

 

遊園地での銃撃戦

今回は、休園日の遊園地で銃撃戦が行われました。

刑事ドラマでは昔から「太陽にほえろ!」「大都会」シリーズでもよく遊園地でも銃撃戦がありました。
昔の刑事ドラマでは、大勢の客がいるなかで、銃声が起こり、キャーキャー叫ぶ声、犯人が人質をとって、大勢の観客がいるので、刑事たちが身動きできないという展開が多かったものです。
しかし、今回のにじいろ遊園地は休園日でよかった。
最近の刑事ドラマは、以前では絶対お約束であったガンアクション、立ち回り、走っての追跡、カーアクションほとんどありませんから、「ニッポンノアール」はその展開が刑事ドラマらしくありませんが、根底のところでは刑事ドラマの伝統に足しているのが、うれしいです。

 

 

感想

やはり南武は真犯人ではありませんでした。
ミスリードさせて、清春を惑わす真犯人の目的とは一体なんでしょうか?

そして、清春が見てしまうと意識が飛んでしまうほどの破壊力があるなぞのマークの意味は?

ガスマスクの人間の正体は?
格闘技も拳銃の操作にも長けた人間でした。
となると、警察内部の人間の可能性が高いですね。

なんとなんと今回ラストで衝撃な言葉が、なぞのマークを見せられた清春の記憶が一部蘇り、

薫に告げられたのが克喜の父親が自分であること。

となると、薫と清春は恋愛関係?
それとも、克喜は薫の子供ですらないの?
克喜の父親が本当に清春だとしたら、年齢的にもかなり若い時の子供になるようですが……
薫の嘘ということも考えられるし、まだまだなぞです。

そして、10億円の裏金を持っていたの「ニッポンノワール」という組織。ドラマのタイトルでいよいよ本質にせまってまいりました。

南武刑事の身代わりになった江國刑事は無事なのか・・・?

 

 

今後の展開

姉妹編の「3年A組」でも序盤は同級生澪奈が自殺に追い込んだ容疑者が1話1話登場し、その回の終盤にはその疑いがひっくり返り真犯人らしき人間が現れ、次回に続くという形式になっていました。
今回も1話は清春、2話は本城、3話は才門と変わっていき4話の今回は南武が浮上していきました。
南武もどうやら無実のようです。
再び才門に戻って、ニッポンノワールという組織の名前の浮上。
記憶の一部がも戻って薫の
才門と才門の連絡を待っている女刑事明海の行動が気になります。
つねに才門の動きを追っている気がしますが……

次週で第1部が終了ということで、ラストガラッと展開が変わってきそうです。
そして、次回予告で克喜の学校に行く時「おとうさん」と呼んだ教師は、たしか魁皇学園の学年主任だった佐久間先生のように思いましたが……
魁皇学園の事件で学校を変わったんでしょうか?
それとも別人?
元ベルムズの喜志正臣も大きく関わって来そうです。
ベルムズと警察はすごく癒着している?
そう考えると、魁皇学園の事件もなかなか解決しなかったのも納得できる気がするんですけどね……
まだまだ真相にはほど遠い感じですね。
油断ならない、ニッポンノアール第4話でした。

第5話 ベルムズ

2019.11.10 Sunday 22:30-23:25
#5 ベルムズ

天才子役 田野井健

今回注目を浴びているのは清春の実の子疑惑が浮上した克喜役の田野井健くんです。
仮面ライダーゼロワンのチョコのCMでも登場しています。

歳のわりに大人っぽいものいいをする場面もあれば、突然、キレて大暴れする場面もあり、とても一筋縄はこなせない難役をすごい度胸で演じきっています。

演技をする時はもちろん「他の意見」を聞いているんでしょうね。
親父ギャグですいません。

今回の「3年A組 今から皆さんは人質です」のリンク

なんと、克喜の担任の先生が魁皇高校の3年の学年主任の佐久間現先生(バッファロー吾郎A)でした。
魁皇高校の生徒人質たてこもり事件の責任をとって辞めたのか辞めさせられたのかそれはなぞです。

今回でベルムズの元リーダー喜志正臣がまたガスマスクの男に撃たれて死んでしまいました。
「3年A 組」の時にあらわれたサブキャラクターがこんなに活躍するとは、もっと頑張ってほしかったんですが、亡くなって残念です。

その前に喜志の元恋人の諏訪唯月(今田美桜)でした。
今田美桜さんは今シーズンは「ドクターX」で看護師役で出演しています。

3年A組出演後、ブレイクして、ますます活躍の場を広げています。

唯月は人質事件の最中に柊一颯先生に言われた言葉を覚えていました。

「お前は間違っていない。迷って、もがいて、途方に暮れて、それでも正解を求めて前を向く。みんなみっともないんだ。恥を繰り返して強くなるんだ」

まさかもう一度、テレビでこのセリフを聞けるとは感動です。

 

 

感想

な、なんと10億円事件の真犯人が薫だと分かりました。

あと、克喜の父親が清春の子どもであることを薫の口から言われました。
しかし、それを裏付けるものは何もないので本当かどうかは分かりません。
遺伝子鑑定の書類もあるけど、ニセモノかもしれないので、怪しいです。

また、仲睦まじい雰囲気だった才門と高砂は同棲しているのがはっきりしてきました。
ニッポンノワールの2つのNを見ると、都合よく清春は意識を失い。
そのたびに今度は記憶が断片的に蘇るようです。

2つのスマホを使い分ける才門は相変わらず敵か味方か?
まだまだ底がしれない人物です。

南武は何か地位が高そうな人(大和田伸也)に、陣内の捜査を中止しろと命令される。
ニッポンノワールの組織と何か関わりがあるんでしょうか?

克喜が薬が切れたとまたパニックに!
克喜はなにかの薬の依存症で、その薬が切れると凶暴になってしまうようです。
次回は、その克喜の使っていた薬が劇薬だと言うことが明らかになるようです。

個人的には、喫茶店「bonnaro」に銃が撃ち込まれた時の深水の顔が気になります。
元刑事だけに、ニッポンノワールの重要なことを握っている気がするんですけど、フカヨミしすぎですかね。

 

 

今後の展開

今度は喜志の殺人容疑をかけられて、警察に追われる立場になった清春。
それを救い出したのは才門でした。
しかし才門も敵なのか味方なのかはっきりしないので、どういう展開になるか不安です。

元リーダーが殺されたのに、謎が残されたままのベルムズの全貌。

喜志もその秘密をあまり知らないようだったし、喜志はただ表向きで名前だけのリーダーだったのかもしれません。

影では誰かが操っていたのかも、その操っていた人とは? 誰? 

個人的には実は咲良がなにか悪いことをしているのではないかと考えています。

もしくは宮城?

なぜかというと、消去法でだいたい怪しい人は一通り回って、残っているのはこの2人くらいだからです。

もしかしたら、薬で錯乱した克喜が母を殺した?

案外、近い予測かも、いずれにせよ、全く次の展開がよめません。

来週の放送まで、妄想を張り巡らすばかりです。

第6話 逃亡

2019.11.17 Sunday 22:30-23:25
#6 逃亡

第2部は覚醒編ー

今回から「今日から俺は!!」でも賀来賢人さんと共演した矢本悠馬さんが、前回と全く違う役柄、関係性で再共演。
いきなり、有無を言わさず清春や才門に銃を向けて、殺す気満々。
警察の闇を具現化する貴重なキャラクターです。

 

第6話の3年A組リンク

今回は、同じダンスチームを組んでいた石倉光多と甲斐隼人がとうじょうしました。
さすが、弟たちを育てるためにアルバイトしてダンスを諦めていた甲斐だけに、克喜のような子供に優しい一面を見せました。そして、かつて担任の柊一颯先生がやっていたガルムフェニックスのスーツアクターを引き継いでいたのは西崎颯真でした。
先輩スーツアクター田中の元で修行を積んでいる姿が見ることができました。

前回、喜志を殺した犯人として警察に追われ、逃亡者としての生活がスタート。
薬が断たれて暴れ出した克喜は入院。
そして、やはり逃亡の手助けをしてくれるのは才門です。

今回、始めて才門と高砂と一緒に住んでいました。
しかし、高砂は才門の動きを本部に連絡。
その動きに南武警部が不審に思います。
南武警部は高砂が恋人関係のふりをして、才門に近づいていたことを知っているようです。
しかし、高砂は南武を通さずに勝手に上に報告。
ひょっとしたら高砂が公安部、はてはニッポンノワールから利用されて内部を探ってしたのかも……十分考えられることです。
また、今回は前回胸を撃たれていたのに、ムリをして身体を動かした江國刑事が病院に逆戻りで、あまり出番がありませんでした。
スケジュールの都合?
いやいや、ひょっとしたらニッポンノアールについてかなり深く関わっているのかも……
こうなったら、全ての登場人物に疑いを持ってしまいます。

一緒に風呂に入って、清春の背中を流す克喜。
本当の親子だとしたらやっと親子らしい行動ができています。
克喜もだんだん子供らしい仕草表情を見せるようになりました。
今回、清春の記憶の一部が蘇り、ラストで日本ノワールの克喜は人体実験に利用されたことがありました。
発作が起きると、大人負けする力があり、第1回でも拳銃を撃つ場面もありました。
普通大人でも、きちんと構えないと脱臼をしたりするところをなんか現実離れしているなと思いましたが、そこも全て伏線だったとは……
ラストで、大けがを負っている才門、ライターに火を点そうとしても着火しませんでした。
はたして才門は生きているのか死んでいるのか?
太陽にほえろ!のジーパン刑事はくわえ煙草で死んでいきました。せめて才門刑事にも最後の一服をすわせてやりたいと思います。
またまた、都合よく?清春の記憶が蘇り、犯人はガスマスクの男だということが分かりました。
しかし、そのガスマスクの男は、清春や才門が一緒になっても叶わないヤツ。
はたしてその正体は?

勝手にここで、ガスマスクの男の正体を予想します。

  • 薫。実は生きていて二重人格だった。ないか。
  • 星良。上に同じ。これもなさそう
  • 柊一颯・これが一番インパクトありそう。視聴率もアップ! でもいったいなんの目的?
  • 田中。スーツアクターなので格闘技に精通している。でも、なんの目的で?
  • 江國。今回いないから。でも、ガスマスクの男に撃たれたんだっけ。これもないか。
  • 宮城刑事。身長体格的にあってそうだ。あまり出番がないけど、相関図にはいいポジションである。
  • 深水。元刑事で、ニッポンノワールについても実は知っていそう。実は脱ぐとマッチョなのをCMで見たことがある。

さあ、当たっているでしょうか?
let’s THINK!

 

 

今後の展開

次回はニッポンノワールに克喜が監禁されます。
そして、南武警部がかって喫茶店で話をしていた大和田伸也さん演じる男は、なんと克喜の祖父で薫の父碓氷元警視庁長官でした。
思った以上に国家的な陰謀のようです。
清春は真実にたどり着けるでしょうか?

第7話 極秘地下組織

2019.11.24 Sunday 22:30-23:25
#7 極秘地下組織

今回の3年A組のリンク検証

ニッポンノアールの本部だと思われた病院の地下は爆破され、脱出した清春がファイター田中に案内されたのは、田中が社長の宝来撮影所の倉庫でした。
南武警部と田中は同級生で、南武警部のはからいで隠れ場所として提供してもらえました。

宮城遼一刑事は喫茶店「bonnaro」で3年A組の魁皇立てこもり事件の生徒たちと再会します。
水泳部だった熊澤花恋と真壁翔と水越鈴音でした。
しかし、宮城刑事は3人のことをあまり覚えていませんでした。

その前にも冒頭で芹奈が元カレを追い払うために、たまたま立ち寄った宮城にキス。
それ以来、宮城は芹奈にぞっこんでひたすら芹奈のことを思います。

あれ、宮城ってそんな人格だったっけ?

考えてみると「3年A組」の時の宮城刑事は、ニッポンノアールの時よりもっと軽めで明るめだったような気がします。
3年A組の人格のままだったら、清春を助けて、真相にたどり着くという位なことはしたかもと思います。
なにせ、ちょっとはみ出し刑事的な上司の郡司をサポートしてましたから。
それが、清春を全否定するような人間になっていました。
しかし、それがニッポンノアールの人体実験の第1号だったとは、驚きです。

前回は全く動きの無かった宮城刑事をガスマスクの男ではと予測したのですが、大外れでした。
しかし、宮城刑事が植え付けられた人格を持っていた全く別の人間だったとは……
もはや、ミステリーというよりもSFっぽい感じになってきましたね。

 

 

感想

今回、病院の地下に踏み込んだ南武や名越が戦ったつなぎの男たちは拳銃で撃たれても、また立ち上がって来ました。
あれが人体実験を受けた人間の特徴なんでしょうか?

となると、人体実験を受けた人間は少々なことでは死なないという設定のようです。
となると、今までこのドラマの中で死んでしまった人。

例えば今回死んでしまった才門はじめ、
薫、星良、本城理事官、喜志、みんな実は生きていた! という展開になってもおかしくないということになってしまいます。

もっと言うならば、10億円強奪事件の時の撃ち合って死んだと言われる犯人グループも生きている可能性もあります。

さらに言うならば、姉妹編の「3年A組」でも、もうそろそろ死ぬはずの柊一颯先生も、
自殺した景山零奈もみんなひょっとしたら人体実験をうけたら蘇ってくるかも……
と言う話になってきます。
妄想が広がりすぎでしょうか?

 

 

最初は3年A組の半年後、ということで、誰が薫を殺したのか、謎を追いかけて来たのですが段々と混沌としてきました。

ニッポンノアールの謎自体がちょっとSFじみているので、いくら犯人探ししても不毛のように感じてしまいます。

克喜も清春もその人体実験を受けていたようです。
確かに清春も、2つのNの模様を見ると、気を失ってしまいますし、洗脳されているかも。

そして、克喜自身が祖父に人体実験を志願したとは、克喜はどこまで大人なんでしょう。

そして、またガスマスクの男(女かも)が登場いよいよ正体が分かるのか?

そこでまた予想すると、

宮城刑事。人体実験で人格をコントロールされて、無意識にガスマスクの男になっている。
薫。人体実験をしているので死なない。
星良。上に同じ。
本城。上に同じ。
芹奈。ベルムズには関わっていないと言いながら実はものすごく関わっていた。
柊一颯。格闘センスもあるので、人体実験を受けたら元気になっているかも。
名越。ガスマスクの男が現れている時にはいないような気が……

それにしても警察とくにニッポンノアールは一体なんの目的で人体実験をしているのでしょうか?
犯罪者の人格を入れ替えて、更生させる?
となると、清春も宮城も別人格を受け入れられている?
妄想が限りなく広がります。

第8話 人体実験

2019.12.01 Sunday 22:30-23:25
#8 人体実験

 

人体実験とかなにかSFっぽい展開になってきた「ニッポンノワール」

リアルな日本警察の暗部が描かれると思いきやちょっと荒唐無稽な感じになってきました。
どう見ても平凡な普通の子供の克喜が、ニッポンノワールの人体実験を受けていたとは到底思えません。そして「3年A組」では普通ぽかった宮城遼一刑事も、じつはニッポンノワールの人体実験で未成年犯罪者でありながら、人格改造されて全く違う人間になってしまったんでしょうか?
3年A組に引き続いて登場していたキャラ宮城、本城、ベルムズの喜志が次々と死んでしまいました。
これ以上、3年A組から犠牲者が出たら、3年A組の続編への期待も薄くなってしまいます。
宮城の先輩郡司が登場しました。
郡司役の椎名桔平さんは「同期のサクラ」にレギュラー出演しているので無理かと思っていましたが、スタジオが隣だったのか? 後輩宮城のことを心配してかけつけてくれました。
前回、ガスマスクの男候補として上げていたのですが、背も高いし、「3年A組」でもベルムズの連中と互角に戦っていたのでガスマスク率高いかも。
郡司が宮城にかけた台詞
「俺の過ごした時間は紛れもない真実だ」
はジーンとしました。
同時に、なんとなくなんですが、3年A組の以前のレギュラー陣がゲストで登場してレギュラーキャラと会話するとそのキャラは死んでしまう気がします。
郡司が言うように、3年A組の時はもっと軽いキャラだったはずの、宮城がなぜかニッポンノワールでは堅物キャラに変身していました。
これはやっぱり後付け?
軽いイメージの同期の清春との対比でしょうか?

 

 

ガスマスクの男の正体仮説

今回、留置場の清春の前にガスマスクの男が登場しました。名越がいる時に現れたので、完全に名越説は遠くなりました。

最後、宮城が撃たれた時に眞木にぶつかっていた清春。首筋を撃たれたはずなのに、すーっと傷口は消えていきました。
前回から登場した、撃っても死なないゾンビみたいな連中。
そいつらと同じように清春も人体実験を受けていたのでしょうか?
しかし、今回宮城は清春に看取られ、死んでいきまいたが、宮城もまた人体実験を受けていたはず……年代によって、不死身になるならないがあるのか。それも実験の種類によって、不死身になるならないが区別されているのか?
いったいどっちなのか気になります。

ラストで毎回栄養ドリンクに薬物を混入していて、清春に飲ませていたのは深水だと判明しました。
前々から深水があやしいと言っていましたが、やっぱりそうでした。
これだけは正解だったようです。
でも、次回でまたひっくり返るかも。
本当に先が読めないドラマです。
深水が黒幕だったとしても、娘たち咲良や星良との関係はどうなっていたんでしょう?

本当に二人は娘? いや娘であるからこそ何か秘密を抱えてしたんでしょうか?

また、次回のあらすじの映像では南武が登場しています。
やはり黒幕は南武だったんでしょうか?
推理はともかく、消去法でいくと、怪しい人才門が死に、深水が黒幕候補として現れて、事件に関与している人物であと残っているベテラン俳優は、南武と江國だけ。
江國は何度も裏切ったふりして実は味方のままというポジションをやり続けているので今更黒幕はないような気がします。
残るは深水の娘咲良と芹奈と高砂明海刑事です。
3年A組のように直接関係あるわけじゃないですが、前シーズンに放送された「あなたの番です」では
真犯人が西野七瀬さんでした。
普通、サスペンスドラマのお約束では犯人が大物女優とうい図式がありますが、それはその定石を超えて新人女優さんが真犯人になりました。
このパターンでいくと、佐久間結衣さんの芹奈が近いかも……

しかも、【人知れず重大な秘密を抱えていた】と人物紹介にも書かれています。

芹奈がドラマで重要な役割を担っているのは間違いないようです。

第9話 覚醒

2019.12.08 Sunday 22:30-23:25
#9 覚醒

 

今回の3年A組のリンク

残されたUSBのパスワードが3年A組から登場しているガルムフェニックスの決め台詞で、3年A組の主人公柊一颯先生の口癖の「Let’s think」でした。

ニッポンノワールの事件をどうやって、世間に流せればいいのか苦心する芹奈と咲良が見かけた。3年A組生徒の里見海斗、堀部瑠奈、結城美咲が登場。3年A組の立てこもり事件をネタにyoutuberになっていました。
芹奈が相談すると、瑠奈は一颯先生の「ぐっ。くるっ。ぱっ」を再現していました。
大事な決断をする時はぐっと踏みとどまって、くるっと頭を一周させれば、ぱっと正しい応えが浮かぶという。分かったような分からないようなアドバイスですが、一颯先生が言うと何故か説得力がある言葉でした。

 

 

感想

今回始めて、清春の父、健作が登場。
しかし健作は清春の父にしてはちょっと若いような気がしますが……
既に清春のことが分かっていないようでした。

ついにニッポンノワールの全貌があきらかになりました。
ニッポンノワールは犯罪者の少年の記憶を書き換えるだけのものでした。
その計画の一員が深水だったのです。
そして、警察はさらにアルティメット・プログラムを開発。
それは、人体実験をさらに深めて、人間兵器を生み出すものでした。
深水の娘・星良はその事実をしり、データを持ち去り、世間に公表しようとしましたが、星良は警察に抹殺されます。
そのデータを取り戻したニッポンノワールは深水の研究を継続して、薬を開発していた。
深水はもう一人の娘・咲良の安全を引きかえにニッポンノワールから手を引きます。

最初に登場した記憶。
薫が清春を犯人に仕立て上げようとしていたのは、犯人が清春に植え付けた偽の記憶でした。
もう何でもありなんで、何が真実なのかわかりません。

 

 

次回の展開

さて、次回がいよいよ最終回です。
あのガスマスクの男が分かればだいたいのことは分かってしまうのですが……

消去法で消していくと、深水も南武・江國はないでしょう。
ガスマスクの男に殺された碓氷も陣内もないですね。
ラストまで登場していたキャストはありえません。

しつこいようですが、芹奈。実は二重人格で人体実験にされていた。
本城諭も実は生きていて、暗躍していたが全て娘のためにしたことだった。

これまた星良も実は生きていて、人格が変わっていた。
碓氷薫。これも実は生きていて、清春を振り回していた。
才門要。才門も死んだという情報はあるが、実際死んだ場面は出てこなかった。
ベルムズリーダー喜志。これも死んだけど、実は生きていた。
これも、やっぱりしつこいですが、柊一颯先生。
こんだけ3年A組のメンバーが出てるのに、柊先生が出てこないのはおかしい!
とは言え、「ニッポンノワール」しか見てないのに、3年A組のキャラクターが出てきて、いきなり犯人だったら、やっぱりちょっとおかしい気がします。
しかしながら、残った犯人的な人物で、死んでいない人物で登場していないのは、
撮影所の社長・ファイター田中。
途中から登場しましたが、マッド刑事の眞木。これはあまりにも当たり前すぎておかしいんですが。
ここは大本命で、咲良どうでしょうか?
一番、清春と克喜を見守っていてそうで、実は全てを振り回していたという展開はどう?
モテすぎる姉に嫉妬しておかしくなってしまった。
というのはないか……
でも、私はずっと思っているのが、克喜と清春は本当に親子なのかということです。
これも、全て誰かから植え付けられた記憶で、清春という人間自体が架空の作られた存在であるとか。
既に刑事ドラマを飛び越えて、SFドラマになってますね。
深水刑事もある意味。
SF漫画の博士的ポジションでした。
謎につぐ謎で、本当に楽しませてもらった3ヶ月間でした。
次回で最終回はちょっと寂しいです。

第10話 終幕

2019.12.15 Sunday 22:30-23:25
#10 終幕

 

今回の3年A組のリンク

才門がニッポンノワールの実態を世間に公表しようと考えたのは、魁皇高校で、柊一颯先生が立てこもり事件に触発されたからでした。
たった一人で世間の風評というものに命をかけて立ち向かった柊先生を見て、自分も警察組織に立ち向かう決心をしたんですね。

ここにも柊先生に影響された人がいました。
柊先生がやった行動は無駄じゃなかったんですね。

今回ニッポンノワールの噂が、事件の真相を広めることの重要さを知っている3年A組の生徒たちによって拡散されました。
辻本佑香、中尾蓮、金沢玲央、里見海斗、瀬尾雄大、兵藤新の5人でした。

 

 

感想 

ついに清春の記憶のすべてがよみがえりました。
前回、南部課長とのやりとりはガスマスクの男を誘いこむための2人の芝居だったわけですね。

ガスマスクの男の正体はやはり、いや、やはりじゃなく才門?
才門は実は生きているのではないかと予測してましたが、こちらは当たったんですけど、
まさかガスマスクの男が複数いたのは予測外でした。
こちらもしてやられました!
くやしいー。

と思いきや、意外やというかやっぱりというか第1話で、動きが怪しかった名越がグルっと回って犯人でした。

なーんだ、やっぱりじゃんという感じした。
一番最初に登場して清春と喧嘩して以来、サブキャラ的な弾けたキャラになっていました。
そして、回を繰り返す度に、最初に清春と対立していた印象が薄れます。
そして、最初疑って空振りだったら、もうこの人は違うなとバイアスがかかって、犯人から
対象外にしてしまいます。

レギュラーキャスト全員の裏切りを予測していたのですが、一番可能性が低いと思っていました。

でも考えて見ると工藤阿須加さんほどの人が、ずっと最後まで脇キャラであるワケがないですね。
推理大外れでした。

しかしSNSで死んだはず配役の中で唯一配信していたのが才門役の井浦新さんだけでした。
宣伝したいのは分かるけどこれじゃフライングですよ。
でも、これもまた始めから作戦のうちだったのかもしれません。

「この世界、意味わかんねえことばっかだった。知らねえことだらけで、知ってるて思っていたことでさえ、誰かに吹き込まれてんのかもしれねえ。いつの間にか全部それを受け入れちまっている。ただな。お前らの思い通りになんてクソくらえなんだよ。俺たちは未完成。完璧な人間なんていない。誰でも過ちは犯す。間違いを無かったことにするんじゃない。あらがうんだよ。(中略)自分の力で。自分次第でこの世界はいくらでも変えられる」

ちょっと長いですけど、清春のセリフを書き写しました。
3年A組の柊先生の授業にも通じる名セリフでした。
これが
「ニッポンノワール」のテーマなんでしょうね。
血管が浮き出た醜い姿になった清春。
ガルムフェニックスのようにかっこよくならなかったけど。
克喜にはヒーローに見えました。
息子に最高と言われるのが一番ですね。
羨ましいです。

と思いきや最後の最後で、清春死す。
深水が栄養ドリンクの中に仕込んでいた、アルティメットプロジェクトの効き目を抑制させる薬は一時的にしか効かなかったようです。

ああ、悲しきアンハッピーエンドでした。

でも柊一颯もそうでしたが、人が命がけで勝負できるのは一度だけ。
その勝負に勝ったのだから、清春が死んだとしても、悔いはないかも知れません。
しかし、「3年A組」も成功「ニッポンノワール」も好評なので、続編を作っても成功しそうなのに、あえて主人公を最後に殺してしまうのは、絶対に続編を作らないようにする。
常に新しいものに挑戦するように自分たちを追い込んでいるのかな。

といっても幼い克喜を残して、心残りだったでしょう。
克喜はこれからどうなっていくんでしょう?

克喜はこのまま、咲良によって育てられる。
まだ父の深水がいるので、育てられるでしょうけど。
これから咲良が育てるとなると、結婚もしていないのに必然的にシングルマザーのようになってしまう。
それはちょっと咲良が可愛そうかなと思います。

息子が亡くなったと分かった南武課長の養子になるのはどうでしょう。
3ヶ月間楽しませてもらいました。