「同期のサクラ」舞台となっている大手ゼネコンのモデルはある?ゼネコンの仕事とは?【独自調査】

帝一くん
この記事では、2019秋に放送されるドラマの中でも特に注目されているドラマ「同期のサクラ」の舞台・大手ゼネコン会社の仕事についてご紹介します。

ドラマ「同期のサクラ」

高畑充希さんが主演する2019年秋ドラマ「同期のサクラ」は、大手ゼネコンに入社した主人公の女性の活躍と様々な人間関係の葛藤を同期入社の仲間と共に描いてゆく非常に期待できるドラマです。現代の世界では新入社員の数も一時期の高度成長期やバブル期に比べると確実に少なくなっており、同期と呼べる人が非常に少ないため、なかなかその意識も生まれにくいものとなっていますが、

その中で「同期のサクラ」と言うタイトルは古き良き日本の時代を象徴する言葉でもあり、さらに今後の日本の社会に対するいろいろな期待と問題提起を行う意味も含まれているのではないかと考えさせるものとなっています。

大手ゼネコンのモデルはある?

その中で高畑充希さん演ずる主人公が入社する大手ゼネコンのモデルは、オリジナル脚本ということもあり現時点では不明です。
ただ現在彼女がCMで出演している三菱地所ではないかと考えられる面も少なくありません。三菱地所は開発など手がける大手不動産コンサルティング会社でありますが、実際に高畑さんのファッションがCMに登場している時の姿と酷似しており、そのイメージが重なって見えます。実際に原作の中にモデルと言うものはなく、参考としているのが三菱地所を始め様々な会社であるとは考えられますが、CMのイメージから三菱地所を思い浮かべてしまう人は多いのでないでしょうか。

ゼネコンの仕事とは?

大手ゼネコンは、このドラマの中でも橋を作ると言う非常に大きなプロジェクトを実行することになりますが、実際にも非常に大規模な工事を主導的に行う業務を中心としています。
日本には清水建設や大林組などといったスーパーゼネコンがいくつかありますが、公共施設の工事を中心に大規模な橋や地域開発などを手がけており、さらにダムや発電所といった非常に大きな物を建築する場合もその中心的な立場で携っています。
先ほども話題に上がった三菱地所はゼネコンと組む不動産ディベロッパーに位置し、丸の内近辺を始め都心の様々な開発事業を中心に、マンション建設や住宅街建設など非常に大きなプロジェクトを総合的に行ってきた実績があります。

プロジェクトをコントロールする「大手総合建設業者」

日本の建設事業は複数の様々な工事会社や、その他の施工会社から成り立っていると言っても過言ではありません。これらの小さな会社がそれぞれ自らの力を立ち会って大規模な建設工事などを行っているのが一般的です。そのため、これらの建設工事を行う際には”プロジェクト”と言う体制が作られることが多いのです。
ゼネコンは企画の元請けとして、各専門の施工会社に作業を発注し工事を計画的に進めていきます。

プロジェクトは中心となる会社と、それぞれの作業を専門的に受け持つ会社が1つの目的に向かってチームを組み、その作業を遂行することで進められるものです。そのため複数の異なる会社が1つの作業を行うことになり、総合的に高い力を発揮できる反面、それぞれ会社の文化や仕事の進め方が異なることからその進め方の中で意見が対立してしまうことも少なくありません。
さらに仕事の分担やこれに対する報酬の分配等、非常に難しい細かな問題が発生する危険性が高いのです。そのためこれらの問題を効果的に調整し、さらに全体のスケジュールの管理をしながら仕事の分担を決める会社が必要となります。この非常に重要な役割を受け持つのが大手ゼネコンの主な仕事となるのです。

ゼネコンで必要な能力

当然、この取りまとめの仕事はプロジェクトの中で非常に重要で、かつ煩雑な作業を伴うため単に建築の技術や知識だけではなく、政治的な調整力も必要となる事は言うまでもありません。
公共事業の場合には依頼主である自治体や国との様々な調整、及び必要な資金の調達とそれぞれの会社への配分など、複雑で難しい調整を行うことが中心となります。またそれぞれの会社の力量やその実績を鑑み、担当作業の配分やその成果の確認なども行わなければならないため、非常に高い能力を必要とすることが多いのです。これらの複雑な業務を遂行するためには、その担当者は強い精神力と柔軟な姿勢を持ち合わせていなければいけないため、仕事の内容よりも様々な人間関係に依存する部分が大きく、精神的に負荷の大きい難しい作業となることも少なくありません。

舞台となる花村建設

同期のサクラ

「同期のサクラ」のドラマの中では、主人公の北野桜が様々なプロジェクトのメンバーと協力をしながら、橋をかけると言う非常に大きな事業に取り組むストーリーが中心に描かれることになっています。この点では様々な人間関係やプロジェクトにおける関連会社との調整の難しさなど、人間関係に関連する仕事との兼ね合いなども描かれると思われ、ストーリーが複雑なものとなると予測されます。ただし、大きな事業を成し遂げるまでの仕事の難しさや人間関係に悩む主人公の様々な葛藤が効果的に描かれると推測され、これを高畑さんがどのように演じるのかを期待する声も非常に高いことから、興味深いドラマとなると考えられます。

【まとめ】「同期のサクラ」ゼネコンの仕事

これまで大手ゼネコンがドラマのテーマになることがあっても、その中で働く人の様々な人間関係にスポットを当てたものはあまりなかったものです。その難しいドラマを高畑充希さんがどのように演ずるのかに関しても開始前より注目されており、期待できるドラマとなっています。
ゼネコンを知り理解することで、「同期のサクラ」をさらに楽しむことができるでしょう♪

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