運命の人（ドラマ）1話から最終回を見逃し無料動画フル視聴

2012年TBS日曜劇場にて放送されたドラマ。理想と欲望がせめぎあう新聞業界において、本木雅弘演じる政治部のエース記者・弓成が、理想と信念で40年前に起きた“沖縄返還”の裏側に潜む国家権力の欺瞞を暴いていく。

この記事では、ドラマ「運命の人」を【第１話から全話（最終回）まで】
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どの話も面白かった。その回が終わると次回予告でますます見たくなり週の楽しみになっていた。特に過去に米兵に暴行された女の子の演技がすごかった。本木さんだけ迫力不足で少し残念だった。最終話では今の沖縄の問題を扱っていて現代のドラマでは珍しいと感じた。現在進行形の沖縄問題を扱ったことに感動した。ドラマと現実が重なり、今も続く沖縄の人々の苦悩と悲しみが胸を打った。沖縄の問題が解決されていないことを思うと、今の日本の現状に同じ日本人として悲しくなった。話の重みが他のドラマとは違った。かなか好感が持てなかったが、最後に弓成が報われたシーンは感動した。

政府の隠蔽体質が昔からあったことだということを物語として描かれていた様子がとても印象に残っています。現在でいうと「桜の会疑惑」が政府の隠蔽体質を象徴しているようにも思えますが、このドラマではもっと大きな事件を壮大なスケールで展開されたようなドラマだったと思います。主人公の弓成さんが沖縄返還の際に交わされたとされる密約について、何度潰されようとも真摯に立ち向かっていく姿は毎回見ていて、心から応援したくなる気持ちになりました。不倫した相手の三木さんも自分の感情を押し殺し、すべてを投げ打って密約問題に立ち向かっていたら、もっと違う展開になり、世の中にすべての真実が公表されたのではないかとも思えます。最終的に未だに謎が多く残る密約問題として未来永劫語り継がれるのではないかと思うと、とても残念に思います。桜の会疑惑と同様に沖縄返還密約問題もすべての真実を世間に公表してほしいと願うばかりです。

社会派の山崎豊子のドラマだけあって、山崎作品にしては短いけれど、沖縄の現実をよくまとめたドラマになっていると思う。辺野古の埋め立てや基地問題を耳にするたびに沖縄返還とは名ばかりと感じてはいたが、たとえすぐに良くならなくても、訴え続けることは止めてはいけないと思う。基地問題も原発問題も共通したことが言える。このドラマは、その事を解らせてくれる。

実際の事件を元にしている原作なので単なるドラマとしてはいろいろ考えさせる点は多かったと思う。おちゃらけた部分も一切なく最近のドラマにありがちな主役の決めセリフ(私失敗しないので的な)もありませんでしたので、視聴率を意識せずに作り込んだ感じはしました。

この作品と彼の演技で沖縄の深い悲しみと辛さを痛切に感じ、その問題意識を共有して貰った。日本はまだ本当の自由を手にしておらず、その苦しみの大部分が沖縄の人々を犠牲にしているのだということを改めて思い知らされた。

山崎豊子さん原作のドラマで、時代が古いのですが、とにかくストーリーが面白いです。当時の社会情勢がよくわからなかったのですが、お話に引き込まれました。役者さんたちも熱演しており、リアルなストーリー展開にどんどん続きが見たくなります。