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橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり（第1シリーズ）」の詳細
あらすじ
中年夫婦とその5人の娘たちの一年間の暮らしを追いながら、各世代が抱えた問題をそれぞれの主人公たちと一緒になって悩み、そして考え、何が本当の幸せなのかを問いかける国民的人気ホームドラマ。
ハワイに住んでいる岡倉大吉の姉･珠子(森光子)が留学している岡倉家の四女･葉子(野村真美)と共に帰国すると言う｡それを受け､大吉(藤岡琢也)･節子(山岡久乃)夫妻の娘たちは岡倉家に集まり､久々の再会を祝うことに｡ラーメン屋に嫁いでいる二女･五月(泉ピン子)は､姑から嫌味を言われながら､肩身の狭い思いをして家を出た｡専業主婦である長女･弥生(長山藍子)や､共働きをする三女･文子(中田喜子)もまた､様々な悩みを持っていた｡
シリーズ（放送期間）
- 第1シリーズ 1990年10月ー1991年9月
- 第2シリーズ 1993年4月ー1994年3月
- 秋のスペシャル 1994年9月
- 年末スペシャル 1995年12月
- 第3シリーズ 1996年4月ー1997年3月
- 第4シリーズ 1998年10月ー1999年9月
- 二時間年末特別企画 1999年12月
- 春の二時間スペシャル 2000年4月
- 第5シリーズ 2000年10月ー2001年9月
- 第6シリーズ 2002年4月ー2003年3月
- 第7シリーズ 2004年4月ー2005年3月
- 第8シリーズ 2006年4月ー 2007年3月
- 第9シリーズ 2008年4月ー2009年3月
- 最終シリーズ 2010年10月ー2011年9月
- ただいま!!2週連続スペシャル 前後編 2012年9月
- 2013年2時間スペシャル 前後篇 2013年5月ー 6月
- 2015年2時間スペシャル 前後篇 2015年2月
- 2016年二夜連続特別企画 2016年9月
- 2017年3時間スペシャル 2016年9月
- 3時間スペシャル2018 2016年9月
キャスト
- 泉ピン子
- 藤岡琢也
- 山岡久乃
- 長山藍子
- 前田吟
- 山辺有紀
- 岩渕健
- 角野卓造
- 赤木春恵
- 佐藤英夫
- えなりかずき
- 森光子（特別出演）
- 杉村春子（特別出演）
ほか
橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり（第1シリーズ）」視聴者からの見どころ感想
渡鬼の最初のシリーズだけあって俳優陣の若い頃の姿が見られます。全10シリーズがありますが、最後の方は人間関係も複雑で訳が解らない人も比較的単純なストーリー展開で見やすく、こんな事があったのかと驚かれると思います。またセリフもその頃を思い出す様な古き良き時代が伺えます。またこの頃から橋田壽賀子の長いセリフは始まっていたのかと思うくらいにワンカットで長い節回しが多いです。また俳優さんの演技力も合わさり、見ごたえがあります。
さらに見どころをみる
最初はお茶の間で気づけば見ていたのがハマり能動的にみるようになりました。セリフの長いのが特徴でわかりやすいので助かります。話数が多いですが自分のペースで見やすい作品なのではないかと思います。時間の経過が懐かしいですね。
岡倉大吉を藤岡琢也、その妻・節子を山岡久乃が演じており、この夫婦の5人の娘たちに、長山藍子、泉ピン子、中田喜子、野村真美、藤田朋子を、また、それぞれの夫役に、長女の夫は前田吟、次女の夫に角野卓造、三女の夫は三田村邦彦とものすごく豪華なメンバーが配役されています。それぞれの娘たちの家庭のゴタゴタや娘たちの抱える悩みが世代ごと、年代ごとに描かれているので、30年近く前のテレビドラマであるのに、一向に色あせていないところが魅力です。
いつの時代でも女性が抱える悩みがとてもよく描かれています。「そういうことある」と誰もが思えるような家庭の問題が沢山出てきて、面白いです。また、こういう場合はどうしようなど、対処のしかたとしても勉強になります。リアルタイムでは生まれてなかったのですが、今見ても独特な雰囲気があって面白いドラマだと思います。
長年続いているシリーズの核となる岡倉家5人姉妹それぞれが初々しく感じられる作品です。長女の嫁いだ野田家、厳しい姑のいる幸楽のようすもシリーズ後半とはまるで違い活気に溢れています。えなりかずきをはじめとした子役たちの名演技にも驚かされます。
このドラマでえなりかずきさんや泉ピン子さんのことを知りました。古き良き時代の雰囲気がまた懐かしくて楽しめます。家族の日常がリアルで、演技なことを忘れてしまいます。そのくらい出演者の方の演技も素晴らしいです！家族付き合いが減ったと言われている現代だからこそ、このようなホームドラマを改めて見てみるのをおすすめします。
